クラスTシャツを作る場合、どうしてもデザインや色などに意識がいきがちですが、体育祭など体を動かすイベント用に作成しようと思っているならクラスTシャツの生地にも注目する必要があります。Tシャツに使用されている生地には色々な種類があり、素材によって着心地や吸水性などが大きく変わってきます。ただ素材によってTシャツ1枚の金額も違いが出てくることから、価格・素材・耐久性といった色々なポイントを絞り込んで選ぶようにすると、理想的なクラスTシャツに仕上げることができます。Tシャツに使用されている生地には綿・ポリエステル・混合素材などがあり、肌触りの良さと吸水性の高い素材の1つが綿であり、通気性や保温性にも優れているのでスポーツイベントなどで沢山汗をかいてもすぐに乾くので快適ですし、夏は涼しく冬は暖かく過ごせることも大きなメリットです。

ただし吸水性が高い分洗濯した後は乾くまでに時間がかかってしまうことや、縮んだりシワになりやすい注意点もあります。ポリエステルは化学物質を練り込んで作られた化学繊維であり、吸湿性が低いことから通気性と速乾性に優れ汗をかいてもサラッとした着心地で快適に過ごせます。洗濯後もすぐに乾きやすいので連日使用したいという時にも扱いやすい素材であり、さらにシワや型崩れが起こりにくいので扱いやすい分、静電気を起こしやすい特性を持っています。混合素材は綿・ポリエステルの混合から、レーヨンなど化学繊維が混合されたトライブレンド素材などがあります。

混合素材はそれぞれの生地の特性が活かされ、柔軟性に優れて着心地や肌触りが良いという特徴を持っていますが、それぞれの素材の配合量によって生地感は異なることを理解しておきましょう。