クラスTシャツは、それを着てイベントで活躍することも大切ですが、後から振り返った時にいろんな思い出を引き出してくれるトリガーとしての役割も期待したいところです。学園祭で着用したものなら、それを見た時に学園祭での出来事が思い出されることは当然のことです。更にその上、その時期のいろんな出来事が繋がって頭に浮かんでくるものになれば、クラスTシャツとして成功したと言えるでしょう。そのために有効な方法を考えて、クラスTシャツに採用しなければいけませんが、候補としては映画やドラマを参考にする方法があります。
映画やドラマには、それを象徴するロゴマークが作成されることがよくあります。それをベースにしてデザインを考えれば、後から見た時に学園祭の時期に流行っていた映画やドラマを同時に思い出すことになります。そうなれば、ドラマの内容に関して友人と意見のやり取りをしたことや、その後の展開について予想し合ったこと等が思い出されます。映画についても同様で、一緒に見に行った人や映画の後に行ったところなど、繋がる思い出が次々と蘇ってくることも期待出来ます。
学園祭はそれ自体の思い出も大切ですが、高校生や大学生をやっていた時間にこそ、たくさんの思い出が詰まっています。それらの思い出の中心部に存在しているのが学園祭などの学校行事です。その行事で着るクラスTシャツですから、その時代と深くつながったデザインにすることには大きな意味があります。