女性にとって美しい肌でいたいというのは共通の願望です。ほとんどの女性がスキンケアに手をかけることでより美しい肌になれると思いこんでいます。しかし、これは間違いです。美しい肌になりたいと思ってしているケアが肌トラブルの原因となることもあります。
敏感肌の女性は年々増えていると言われています。体質によるものだと思いこんでいる人が多いようですが、多くの場合は、間違ったスキンケアが原因で起こるのです。敏感肌の最初の症状は乾燥です。肌が乾燥すると感じた場合、普段使っている基礎化粧品にアイテムを追加する人が多いのではないでしょうか。
しかし、使う化粧品が増えれば増えるほど肌は敏感になっていきます。その理由のひとつは、重ね付けすることで発生する物理的な刺激です。肌に化粧品を付ける際には、どんなに気を付けていても手や指による摩擦が生じます。使うアイテムが増えれば増えるほど肌に与える刺激も多くなり、負担がかかってしまうのです。
また、いろいろな化粧品を付けすぎることで、肌本来が持つ機能が働かなくなることも敏感肌の症状を招く原因となります。肌は何もしなくても自ら潤う力やターンオーバーでトラブルを自然に治癒する力があります。しかし、過剰にケアすると、この本来の力がどんどん失われてしまい、敏感肌などのトラブルにつながるのです。肌が敏感になっていると感じた時ほど、化粧品の数を減らしてシンプルケアにする必要があります。
何をしても敏感肌が改善されないと悩んでいる人は、今までのスキンケアを見直してみましょう。